こんにちは。ほろにが従業員のMASTERです。今回はオーガニックコーヒーの私なりの考えを書きたいと思います。こんな考えもあるんだなぁ~と思っていただければと思います。
まず、コーヒーの豆は、アカネ科コーヒーノキ属(コーヒー属、コフィア属)に属する植物の種であります。
このコーヒーの木は、さび病や霜害を除けば比較的丈夫な植物です。
(写真は初期のさび病)
アブラナ科の植物のように多くの虫や病気が付く訳でもありません。コーヒーの木が丈夫で元気な場合は、費用のかかる農薬を好んで使用する農家の人もおりません。
コーヒーの栽培は基本的には農薬は使用しないのですが、オーガニックの認証をとるには取得の為の費用と仮に病気になった場合のリスクが伴います。
例えば、自分の子供(両親)が元気な場合は薬を与えることは無いでしょう。体調が悪くても、薬を使わずに気合で治癒させるかたもいるでしょう。漢方という手もあるでしょう。これで治癒するなら良いかもしれません。しかし、薬を使用しなくて取り返しの付かなくなる事態もあるかもしれません。
人間なら大変な事態ですが、コーヒーの木も甚大な被害が出ます。定植してから実がなるまでに3年以上はかります。3年ものあいだ無収入になる可能性もあります。苗も購入しなければなりません。さび病は空気感染をしますので農園が全滅するリスクもございます。
オーガニックを選択するとはそれくらいリスクがかかる農法です。オーガニックを熟知しているプロもおりますが、そうでない農業者もございます。当然ですがほとんどが後者になります。
病気が蔓延した農園で栽培されたオーガニックコーヒーならば、コーヒーの木が必要に迫られた時には適材の薬剤を使用し、健康な木々を育てるほうが私は良いと思っています。(当然ですが、薬剤散布は可能な限りしない方が良いとは思っています)
つづく